見たまま 感じたまま 

好奇心旺盛な私

読書について〜ショウペンハウエルの衝撃

コロナによる自粛要請の中、読者をしようと岡山県立図書館に。「読者について」(ショウペンハウエル)が目に止まる。昔デカンショ節「デカンショデカンショで半年暮らす)を親父から聞いた記憶が蘇る。また、なぜか我が家にはショウペンハウエルの「哲学入門」がある。早速借りて読んだ。ひぇー。全く予想と違う内容。ゴールデンウィークは読書ウィークにしようと何を読もうか考えていたのだが、ハウエルによると「読書は、他人にものを考えてもらうことである」として「読書ばかりしている人間は次第に物を考える力を失っていく」と読書に対して批判しているのである。特に悪書は絶対に読んではならないと強調している。流行本については読む価値なし、古典を読みなさいとのこと。厳しいなあ。指摘された点に留意しながらも読書していこう。